便秘症になる原因
「もうずいぶん快調なトイレタイムってないなぁ・・」 「もともと便秘ではないはずなんだけど、大人になってからいつの間にか滞りぎみになって・・」 そう、便秘症は生れつきではなく、生活環境の何かしらの変化、乱れをきっかけにいつの間にか患ってしまうものです。 このページではその便秘症になってしまう様々な要因について考えて行きたいと思います。 【日々更新し内容も充実させていきますので時々のご観覧よろしくお願いします。】 |
![]() 便意を感じた時、たまたまトイレに行く時間がなかったり、近くにトイレがなかったり、もうちょっと強い便意になってから・・・などの理由で排便を我慢してませんか?この様な我慢癖が便秘症の大きな原因です。便意の我慢を繰り返していると腸の神経が鈍感になり、少々の便意では何も感じなくなってしまいます。便秘の種類で言うと直腸性便秘(ちょくちょうせいべんぴ)で、便が大腸内に停滞し水分を失い硬くなり更に便秘を助長してしまう結果になります。慢性化してしまったものは仕方ありません。まずは流注下し(るちゅう)の服用で腸内環境をきれいに整えて、徐々に排便の習慣を取り戻すようにして下さい。 |
・あがり症で緊張しやすい。 |
![]() 食物繊維を多く摂ると便秘を解消できるのは何故か。食物繊維は他の栄養素とは異なり、胃腸で消化吸収されずに便となり排出されます。一昔までは、無用な栄養素として特に注目されない存在でしたが、腸内の老廃物を吸着し押出す掃除役を果す大切な栄養素として見直されるようになりました。食物繊維は大腸で水分を含み、便を柔らかくし量を増やします。便の量が多ければ腸壁が刺激され蠕動運動(便を押出す運動)がより活発になり便意を催します。また次のような生理作用も取上げられています。 (1)大腸機能の改善に効果がある(主に便通改善や大腸内環境の改善) (2)血糖値の改善に効果がある (3)血中コレステロールの改善に効果がある |
![]() 食事で食べた物が便となる訳ですから、その食事が少なければ便の量も当然ながら少なくなります。ダイエットなどで食事の量を制限しているうちに便秘症になってしまう話はよく聞きます。食べる量が少なく腸内を通る便の量が減少すると、腸に適度な刺激が与えられず、蠕動運動(便を押し出す運動)が減退してしまいます。ダイエット中は摂取カロリーを制限し、低カロリー低脂質の食事を多め摂り新陳代謝を鈍化させないようにして下さい。特に朝食をしっかり摂ることで、胃や腸などの消化器系が刺激され1日の活動が始まります。逆に夜に高カロリー、高脂質の食事は、ダイエットにも便秘治療にも禁物です!仕方なく食べ過ぎた時は、流注下し(るちゅう)で翌日中にスッキリ出し切ってください。 |
![]() 食べた物は胃で消化され、小腸、大腸を通る時に腸壁から水分を吸収され固体化し便となります。そこで水分が少ない食物や食事の時に充分な水分を摂らずに食べると、腸内で水分が足りず便が硬くなってしまいます。便が硬いと流れも悪くなってしまい、排便が困難になってしまいます。硬い排便は肛門にも負担がかかり痔になる原因にもなりかねません。 便秘症の方に痔を患っている方が多いのはこのためです。運動やサウナなどで汗をかくと著しく体内の水分が不足します。またダイエット中の女性の中には、水太りが心配で水分を敬遠しがちですが、水を飲んで太る事はありませんので、しっかり水分補給をしましょう。 |
![]() 便秘になってしまう原因の一つに、運動不足があげられます。運動不足からくる筋力の衰え、特に腹筋が弱まることで小腸、大腸の便を送り出す運動「蠕動運動(ぜんどう)」が弱まる事が便秘になる要因です。特に運動不足と言う訳ではないが、年齢とともに筋力が衰えて便秘症になる事も充分考えられます。妊娠中によく便秘を患うのも、体を動かす機会が少なくなり運動不足になりやすいからです。 便秘解消のための運動は、お腹回りの筋肉を中心に鍛えたりストレッチで伸ばしたりして下さい。腹筋は排便を促すための重要な筋力です。また無理せず適度に行う事が大切です。無理な運動や極端な生活習慣の変化はかえって便秘を助長してしまう可能性もありますし、まず長続きしません。運動でストレス発散する事も便秘解消にはとても有効ですので、疲れない程度に気軽に続けるようにして下さい。 |