流注下しの成分
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![]() | 大黄 |
非常に古くから世界各地で薬用として用いられた植物で、漢方、中医方剤の構成薬として広く使用されています。 主に粉末にした大黄末は緩下薬として医療の現場では欠く事の出来ない要薬です。 その事から「将軍」と言う異名も持っているほどです。 便秘薬とうたった漢方薬の成分を見ると、この「大黄」はよく使われています。 「流注下し」にも主成分の1つとして調剤してあります。 しかし効き目が違うのでしょうか?いろんな薬や同じ大黄を含んだ漢方を試された多くの方が最終的に「流注下し」に落ち着かれているのは何故でしょうか? 実は「大黄」と言ってもピンからキリまでで、中には薬用に適さない種ショクヨウダイオウやカラダイオウ(ハーブ系ダイオウ)が混じることがよくあり、 品質管理にもバラツキがあります。 また、中国産のタデ科の掌葉大黄や唐古特大黄に葯用大黄などの根茎を乾燥させた物や、国産では信州大黄の根茎を乾燥させたものが有名で高級品から粗悪品まで様々です。 「流注下し」が350年以上も昔から家伝薬として守り受け継がれ、今もなお良薬として信頼されているのは同じ大黄でもその「質」の違いにあるのです。 | |
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![]() | 川きゅう |
セリ科の植物で根茎を乾燥させ薬用とし用いら補血、強壮、鎮静の作用があります。 日本での起源は江戸時代に中国から移植し栽培化した物で江戸期には九州で栽培されていましたが現在、一般的に流通している物はほとんどが北海道産です。 「流注下し」に使用されてる川きゅうは江戸時代の創業当時から変る事無く受け継がれて来た良質の川きゅう末です。 | |
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![]() | 十薬 |
これはドクダミの事で、漢方では十薬と呼んでいます。 十種もの薬の効能があるとして、そう呼ばれると言われています。 十薬は、医薬品として承認されている「便秘」「利尿」の目的のほか、膀胱炎・尿道炎の治療および、高血圧や動脈硬化の予防などにも広く用いられています。 乾燥した葉を煎じて「ドクダミ茶」として服用する事は皆さん良くご存知かと思います。 新鮮な葉を火にあぶって柔らかくして、やけど、傷口、などの患部に当てる方法は昔からよく使われていた民間治療です。 | |
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便秘と健康のお話
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