「妊婦は下剤の使用に注意して!」
妊娠するとどうしても便秘になりやすくなります。それは、女性ホルモンの変化にも関係してくるのですが、赤ちゃんがお腹にいる状態だけでもお腹が苦しいときがあるのに、それに便秘が加わるととても辛くなるのであないでしょうか。
ただ、便秘を何とかしたいと思って下剤を使用してしまうのはちょっと門ぢあです。
おそらく薬局で下剤を購入すると、薬剤師さんに止められてしまうでしょう。
下剤の中には、子宮収縮作用を持つ成分が含まれているものがあるため、その確認を怠って服用してしまうと子宮が収縮して早産や流産などを誘発してしまいます。
子宮収縮とは、子宮の神経が刺激を受けて収縮する事であり、お腹の張りとなって現れます。
産婦人科に検診に行くと、「張っていませんか?」と聞かれることがありますよね。
それは、お腹の張りが続くことで産気づいてしまう恐れがあるからなんですよ。
漢方なら大丈夫だと思っている人もいますが、これもまた勘違いですので注意してください。
漢方薬の中にも子宮を収縮させる成分が含まれているものがありますので、漢方薬も必ず「医師」が処方してくれたものを服用するようにしてください。
また、病院で処方される薬は量を調整することができますので、もし効き目が強すぎる場合はこれもまた問題になりますので、医師に相談するようにしましょう。
妊娠している場合は、センナや大黄(ダイオウ)という成分表示がある場合は、避けるようにしてくださいね。
これらが子宮収縮を促す成分になるからです。
妊娠中は、自分一人の体ではありません。
お腹には大切な命が宿っています。
ですから、口に入れるものすべてが赤ちゃんに影響があると考えて行動するようにしましょう。
2014-02-04 23:03