徒然健康日記

「胃下垂と胃アトニーとは」

あなたの「胃」は健康な状態ですか?「胃」の調子が悪いと美味しいものも美味しく食べられませんし、消化が不十分になるため、体に栄養を取り込むことができにくくなってしまいます。そうすると、体のあちこちに悪影響が出てしまうのです。
こんな自覚症状がある方はいませんか?
● 胃が痛い、胃が張っている感覚がある
● 少しの食事量でお腹がいっぱいになる
● 食後に胃のもたれやむかつき感がある
● 食欲があまりわかない
こんな症状に身に覚えのある方は「胃下垂」や「胃アトニー」の可能性がありますよ。「胃アトニー」?ってあまり聞いたことがない言葉ですね。「胃下垂」は皆さんよく耳にしたことがある言葉だと思います。「胃」の位置が骨盤より下がってしまっている状態を言い、本来の「胃」の機能が十分に働いていません。「胃アトニー」はこの「胃下垂」の状態がさらに悪化して「胃」の壁の筋力が低下してしまい、「胃」の運動機能や消化作用がさらに鈍くなることを言います。

原因としては生まれつき筋力が弱いという体質的なこともありますが、過労やストレス・暴飲暴食などの生活習慣が主な原因となることもあるのです。「胃下垂」や「胃アトニー」になってしまうと、まず「消化不良」を引き起こします。そうすると先にも述べたような症状に悩まされるだけでなく、食べたものの栄養の吸収率が低下するため「お肌」の美容トラブルにもつながる可能性があります。さらには「胃」の機能低下が「便秘」や「冷え性」「肩こり」「頭痛」などの症状までも引き起こすことがあります。ホントに良いことは何もありませんね。

改善策としては「胃」の運動機能を高めるために、「腹筋」をはじめとする「全身運動」をするように心がけましょう。また症状が重い方は一回の食事の量を減らして、代わりに回数を増やすことも有効です。食後に体の右側を下にして30分ほど横になることも「消化作用」を促進させるのに役立つそうです。試してみてはどうでしょうか?もちろん日頃からストレスを溜めないようにすることや体が疲れたら十分な休息をとることも大切です。暴飲暴食をしないようにするなど「生活習慣」を見直すことも忘れてはいけません。

よく「胃下垂になって太りにくい体質になりたい」なんてことを口にする方もいますが、その考えは大きな間違いですよ。「胃」が不健康でいいことなんて何一つないのですから。さらに悪化した「胃アトニー」にまでなってしまうと「胃」を正常な状態に戻すのにもかなり苦労してしまいます。「胃下垂」や「胃アトニー」自体は自覚症状も軽めでそれほど重大な病気ではありません。しかし、それらを原因として「胃炎」や「胃潰瘍」などの重大な病気につながってしまう可能性はあります。自分の「胃」をもっと大事にして、美味しく食事ができる健康な体でいたいものですね。

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古代中国の起源

漢方薬は、紀元前にさかのぼり、古代中国の文化や哲学と深く結びついています。伝統的な中医学は、陰陽説や五行説といった古代中国の哲学的な概念に基づいており、これらの考え方が漢方薬の理論の基盤となっています。

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